コミュニティからのコメント
双方にインパクトがある。新しい風が吹く。「ああ、おもしろいことなんだな」と刺激を受けました。(F市 市長コメントより)
F市内の保育園では、2005年から数多くのコミュニティ・アクション・ラーニング(CAL)が実施されてきました。
“企業が研修の一環として公共の保育園でプログラムを実施”
このプログラムの導入に早い段階よりご理解をいただき、共に歩んできたF市の市長、そして保育園の園長先生方、主任先生にお話しを伺いました。
- 一般企業がコミュニティに対してボランティアワークをするといったような事に関してどのように感じられていますか?
市長:これまでの企業によるボランティア活動は本当に、発想の転換を現実的に感じました。企業がボランティア活動に入ってくれる、このことは今までの行政のやってきたやり方というものの発想が根本から変えられてきますね。
行政による上からの押し付けではなく、地域自体が盛り上がる、作り上げるということは、どこかに原動力が必要になります。その原動力を作ってくれるのがボランティアだと言えると思います。
お金ばかりかけるというのが地域振興ではなく、このようにソフト面で知恵を出せば変わるんだよという良い例を作って頂いたなという風に理解しています。- 園児が活動を通して色々な人たちと触れ合うということに関して、どのように考えられますか?
市長:活動を通して、実際に色々な国や世代の人たちの手に触れる、会話をする。早いうちに親しむことで、髪の色が変わっても、目の色が変わっても、同じ地球人なんだと、子供達が物事を地球単位で考えるようになりますね。
相手のことを考えるためには相手との触れ合いというものが大事ですから、小さなうちに違った文化・環境で育った人と触れ合うことはものすごく大事だと思います。
そういう意味からもこのような機会があることは非常にありがたいことであり、これから我々も意識しながら、そういう機会を子供達に与えて行くようなチャンスは作ってあげなければならないな、と思っています。- これからもボランティアの活動の輪を広めていきたいと考えますが、それについてはいかがですか?
市長:本当にそれはありがたいお言葉だと思っております。これからは、行政で行うべく施設の中に企業さんが入って、そしてボランティア活動の輪を広げていくということは、本当にありがたく、また逆に我々としても推奨していかなくてはならないと考えています。
そして究極的に望むのは、ボランティアをやって頂いて、もう成功したから帰ってしまうというのではなく、ボランティアをしてくれたからには、その人たちに「この街は第2のふるさとである」という感覚をもってもらいたいです。その人たちがまた来たときには私達もできるかぎり繋がりをもって温かく迎えて、里帰りしたような雰囲気になって、そして人間と人間も、ただその場だけのボランティアではなく持続してやっていきたいなと・・・。そんな欲張りなことを私は考えています。- このプログラムの一番良いところはどこでしたか?
第五保育園 園長先生:保育園で子供達と関わっていて、「家庭だけでは育たないもの」って大きいと思うんです。子育てにとって必要なものを考えたときに、親の愛はもちろんとても大事ですが、地域の方とのふれあいから育てられることってありますよね。今は家族単位の活動が中心で、家族以外との交流が減ってきているように思います。
例えば昔はガキ大将がいて、その辺のおばさんが「コラ!」って怒ってくれました。最近ではそういうことがなくなってきましたよね。
このプログラムでは、インパクトジャパンを通していろんな世界の国の方がきてくださいますし、子供の視野を広げるためにも、こうした交流はとってもとてもいい機会になっていると思っています。中身はもちろんですが、そういう面がとてもいいと思います。
第四保育園 園長先生:インパクトさんのこういった取り組みの一番素晴らしいなと思うところは、参加者の皆さんが本当に一生懸命になって子どもたちと接してくれるところです。
中途半端に相手をすると、それって子どもにも伝わります。でも、研修の参加者の皆さんは本当に真剣に子どもに向き合ってくれる。通常は大企業で働いている大の大人の皆さんが、本当に一生懸命なんです。それが伝わると子どももそれを返しますよね。その刺激って他からはなかなか得られない。本当にありがたいなあ、と思います。- 初めてのプログラムのとき、どのようなお気持ちでしたか?
主任先生:東京から企業の方が来てくれて、子供達にも交流を持たせてもらえるのは、ありがたいというかいいチャンスというか。ここにいる子供達はすごく幸せだなあって思いました。そして、子供ってすごく柔軟性があるなって思ったのが印象的でした。
子供も最初は緊張しながらですよね、外国の方もいらしたし。でもそういう中でも子供達は真剣に接していました。普段私達が話をしていてもそんな顔はしないのに、やっぱりよそからやって来た人達から話を聞く姿はすごく違うんですね。子供達の、いつもとは違った姿を見られました。
このプログラムを受け入れる事に関しては、怖いとか変に思ったりすることはありませんでしたね。引っ込み思案の子がいたのですが、自分の意思で感情を表現できているのを見て、ああよかったなあって思ったんです。本当にいいチャンスを私達にも頂けてありがたく思います。
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