Case 3:外資系メーカー

マネジメントチーム開発

マネジメントチームとしての意思決定

この企業は、日本に進出して以来、長期にわたり右肩上がりの成長を続けてきました。現在も好調でありながら、成長にわずかながら鈍化が見られ始めており、日本におけるフェーズの切り替えも兼ねて、本国ヘッドクオーター主導の組織変革に着手しました。 それを受け、マネジメントチームの事業戦略についての意思決定と、実行に対するコミットメントの形成が急務でした。 まずは、マネジメントチームのリーダーシップケイパビリティーの更なる向上を目的に掲げ、インパクトジャパンとの共創プロジェクトを発足し、下図のように戦略キャンプの目標設定をしました。

意識変革がもたらした議論の下地

最大の課題は、マネジメントチームの意識変革にありました。従来のマネジメントには、経路依存的な決裁や戦術的選択は経済合理性の高い手段でした。
しかし、当時の状況は、変革期における意思決定と決定事項の実行という、リーダーシップの発揮を参加者に強く要請していました。
プログラムでは、参加者の思考/行動特性やその奥にあるメンタルモデルを顕在化させ、その変化の必要性への深い気づきを促しました。
また、マネジメントチームとしての、質の高い意思決定を行うための土台となる、新しい関係性(相互尊重と建設的批判の共存)を醸成しました。
その後、組織論および組織変革のインプットを行い、自組織が抱える課題についての議論を深めていただきました。
これらに基づき、次期における目的・目標の設定、及びそれらの達成の為の戦略について議論を継続しました。その結果、キャンプ最終段階には、意思決定プロセスを含め、チームとしてのコンセンサス形成にいたりました。

戦略策定の議論から実行のための議論へ

後日マネジメントチームは、立案した戦略について本国からの承認を取り付け、現在、議論を重ねながらも組織変革を実行し、前進されています。