Case 1:日本最大級ホールディングス

シニアリーダー開発

多角化を相乗効果に

この企業は、安定した財務体質、研究開発力、技術の信頼性など、 世界に通用する多くの強みを持ち、国内では圧倒的なシェアを保持しています。
国内市場の成長が頭打ちである中、持続的成長の足掛かりを海外に求め、 グローバル且つ多角的な事業領域の拡大を進め、迫り来る変革に備えるべく、数多くの国内外の企業買収を進めてきました。
しかし、その多角的な企業・事業買収が、グループ全体の組織構造の複雑さを増進させ、以前からの課題でもある、 個社の意図せぬ部分最適化を招いてしまいました。
そして、今後のグループシナジーの強化が、課題として浮かび上がってきました。

グループ中枢の立場から俯瞰し、シナジー発揮を狙う

そこで本件では、グループ間連携の強化を目的に掲げ、選抜されたグループ各社の経営幹部層を集め、 グループ中枢の視座からの未来のグループビジョンの構想と、 その実現に向けた戦略的課題の提言を行うというデザインにしました。
目的から、
1.グループの競争優位/劣位の理解、
2.大局観(時間軸の延長/空間軸の拡大)を持った戦略思考の引き出し、
3.参加者間のインフォーマルネットワークの構築、
という目標を導出しました。その上で、集合2回(全3日間)とバーチャルミーティングを合わせたプログラムを実施しました。


部分最適から全体最適へ

また本件は短期集中型であり、自発的にグループ間連携を派生させることをねらいとしたプログラムであるため、 いかに参加者から本質的な問題意識を引き出すかがポイントでした。
問題意識の醸成のための多彩な気付きの機会を提示した結果、切実な危機感が参加者の間に芽生え、 今まで繰り返してきた定型的で部分最適のための分析を乗り越えた、 全体最適へと結びつくグループ中枢の視座からのアウトプットが多く示されました。